フューチャーサイエンス科１年生26名が３月27日（水），福井工業大学を訪問し，環境情報学部環境食品応用化学科の２名の教授から，生物系・化学系のサイエンス講座を受けました。それぞれの部屋に分かれて実験を行い，考察，結果発表，まとめを行いました。生物系の講座は，古澤和也教授により「細胞培養で食肉をつくる培養肉製造技術」のテーマのもと，培養肉を実際に構築する体験を通して、動物細胞の取り扱いや細胞培養実験の基礎技術などを学びました。

　化学系の講座は，木村恒久教授より「磁石を使って物を動かす，並べる」のテーマのもと，「トマトが磁石で動く」，「シャーペンの芯が方位磁石のようにならぶ」，「一円玉が磁石にくっつく」という実験を行い，非磁性体でも，非常に弱いながらも，磁性を持っている（反磁性）を確認することができました。

　大学で実際に自ら実験を行うという貴重な体験が出来，学術的な研究や先進的な科学について学ぶことで科学に対する興味・関心を高めることが出来ました。２年生以降のサイエンスの学びに活かしていきます。

　令和6年3月27日（水）のNHKニュースザウルス福井でも授業の様子が紹介されました。